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11月Toy Boat Project

奥地のロングハウスに暮らしている障害をもつ青年や少女に会いに行きました。

今回もペナンACSからAi-Naさん、山田恭子さん(OT)と日本から山村健さんが来て、中澤健と私、現地のAnthoniyとBee Engの7人で二つのロングハウスを訪問しました。

朝、いつもの場所に集合して、市場で買い物をすませ、1時間15分、小舟に乗ってRh Baja Entangaiへ。ここには、2人の寝たきりの兄妹がいます。

 

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Josephine Ak Singkieは14歳。CBR(医療のクリニックベースリハビリテーション)に登録していますが、ボートしか異動手段のないこの地域から病院に通えないのが現状です。

いつも明るいお母さんが私たちを迎えてくれ、彼女としばし遊びました。声を立てて笑うJosephine。また、今回、寝たきりではなく、椅子に座っている時間もありました。普段、出稼ぎに行っているお父さんの手作りだそうです。こんな風に親の愛を受けて暮らしている彼女の幸せを感じて嬉しく思いました。

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お兄ちゃんMicky Ak Sing Kieは、過去2回の訪問では、拒否的でおもちゃを持って行っても、音の出る楽器でも押しのけ、反応しませんでした。

けれど、今回、自分から私たちのいる部屋にはい出して来て、ニコニコ顔。なんと帰りには、彼から握手を求めて来てくれたのです。もちろん、私たちは彼の変化が嬉しくて、感動しました。回数を重ねて、少し信頼感をもらえたということでしょうか?

Anthoniyは、二人にTシャツをプレゼントしました。

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ロングハウスの人たちと一緒に昼食を。「また来て下さいね」という母親の言葉、そして、お母さんから聞いた結婚への成り行き。お父さん、お母さんは同じロングハウスで従兄妹同士。近親関係がこの障害の元かな?と感じる反面、今も夫を大好きなお母さんの様子が暖かい雰囲気だったのも事実。

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それから次のロングハウスへ。RH Penghulu Menuan Kapitです。

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ここは、もう何回も訪れ、周囲は慣れた様子ですが、Santie Ak Belunは、シャワー後だったこともあり、中々笑顔を見せてくれませんでしたが、時間の経過とともに緊張がとれました。やはり、回数を重ねることが重要だと思いました。

 

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Ai-Naさん、恭子さん、山村さん、ありがとうございました。(中澤健・和代)

 

 

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7月Toy Boat Project

今年度初のトイボートです。

13日日曜日、ペナンからSharneeyaさんがHelpに来てくれました。

14日、Sibuからスピードボートで、3時間、Kapitに到着。早速、Anthonyさんと相談して15日の訪問先を決めました。

15日 8:00集合 Anthonyさん、Bee engさん、Sharneeyaさん、Ken、Kazuyo そしてボートドライバー6人の旅です。ロングハウスへのおみやげを買って、9:00には出発。

 

しかし20分ぐらいRajang川を上流に行ったあたりで、私たち素人が聞いてもエンジン音に無理があるとわかりました。ボートマンは、私たちには何も告げず、少し引き返し、前にも訪れた川縁のロングハウスの近くにボートを止めました。

やがて、体にバスタオルを巻き付けた若い女性が小さなボートに重いエンジンを乗せて近づいて来ました。ボートをピッタリ私たちのボートの横につけると、若い女性とボートマンは、ゆらゆらゆれるボート対ボートで苦労して、エンジンを交換したのです。こんな大河の流れの中でも協力し合う。しかも時々、その女性は、大変な作業をしているにも関わらず、私たちを見て、ニッコリ、笑いかけてくれるのです。ほんとうに感動しました。

 

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やがて、オイルも満タンにして、再びボートが今度は低い流れるようなエンジン音をたてて、約2時間半、Rajang川を上流に進み、私たちは目的のロングハウスに到着しました。

 

そこには、14歳になるダウン症の男子がいました。学校も行ってないので、1人遊びの傾向があり、言語もないと聞いていたのですが、遊んでいるうち、充分コミニュケーションができることに気づきました。最初はおもちゃを独り占めしようとしていたのですが、他の子ども達が加わり、一緒に遊び始めると、その場は盛り上がったのです。この子がもっと多く、機会を持てるともっともっと成長するだろうと思った次第です。

 

このシャボン玉は、彼の未来への希望につながるでしょうか。

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帰りのボートは灼熱の太陽で、体が焼けるように思いましたが、ボートの中から見た青空は、力強く輝いていました。

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あの子どもたちにとって今日の一時が楽しい思い出となり、彼らのこれからが幸せでありますようにと祈りつつ。

 

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3月Toy Boat Project

3月17日  明日からのロングハウス訪問のために、ペナンのTerriさん、Cindyさんがペナンから来てくださいました。Sibuからスピードボートで、Rajang川を3時間、Kapitに着きました。

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Kapitの地域事情を説明します。

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3月18日 朝7時、集合。朝食、買い物、ボートドライバーの到着を待って、ボート2台で出発の予定です。

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今日は、Anthony・Moonly・Terri・Cindy・Ken・Kazuyo・Boat man2・BoatAssistant2  のメンバーで、 Boat2台を使用します。

おもちゃ、おみやげなど用意万端

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9.00出発

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支流のSg.Mえnuanに入ると、ところどころ、水かさがなく、エンジンを止め、ボートを引かなければなりません。

約、3時間かかって、RH Garai Menuanに到着です。このロングハウスは、4月に来たところで、今回、2回目の訪問です。5月以降は、水位が低く、この川に入ることはできなかったのです。

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このロングハウスのBidai Ak Jingaiさんは、40歳、全盲で、未登録なので、政府からのサポートも受けられていません。前回、訪問時、州立病院の看護師さんが一緒だったので、証明写真を撮影、提出してもらったのですが、やはり、一度は、Kapitの病院に行って、医師の診察が必要とのこと。水位、危険、移動方法の問題で、実現不可能と家族は諦め気味。何とかならないものだろうか。

今回は、彼女の状況がわかっていたので、指で操作すれば、音楽や動物の鳴き声を発するおもちゃを持参したところ、部屋の隅にただ座っているだけのBidaiさんが、大きな関心を寄せ、耳を澄ませて、何度も何度も聴いていました。

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この同じロングハウスにRudyくん(6歳)とMegongくん(8歳)という少年がいます。二人共、口蓋裂で、一人は手術完了、あとの一人は、内部手術がまだできていません。Megongくんは、もう学校に行ってる年齢ですが、行ってません。

最初、二人にふくらませた刀のおもちゃを渡すと、ひとり遊びのような形で、別々に遊んでいましたが、だんだん積極的になり、二人で遊べるようになりました。

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笑顔いっぱいです。

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そして、そのうち、障害をもっていない子どもたちも一緒に廊下を走り回って遊ぶようになりました。これは、Cindyさんの活発なアプローチが有効に作用したと思っています。

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私たちがロングハウスを去る時は、こどもたちがいつまでも見送ってくれました。

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15:00 移動 次のロングハウスは、Rh Penghulu Menuan Kapit  ここは、3度目の訪問です。

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Santie Ak Belunさん 14歳 歩行困難で、前回、ライオンズクラブから車椅子をいただいています。

音と動きがあるぬいぐるみを彼女にもってきました。でも、馴染むまでに時間がかかります。おもちゃ、人、いずれにもなかなか関心を引きつけることが難しい。

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が、やはり、音が出て動く小さな動物が好きらしい。母親も一生懸命に彼女の気持ちを引き立てようとしてくれた。前のプラスティックのザルが普段の彼女のおもちゃらしい。

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彼女も経験を積めば、もっといろんなことに関心が広がりそう。やはり、この人には、静かな環境と信頼関係を築くのが先決。

帰途に向かう。

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第16回ACEワークキャンプの概要と参加者一覧

第16回 ACEワークキャンプの概要

第16回 ACEワークキャンプ
実施場所 マレーシア ボルネオ島 サラワク州シブ郡カノウット町バワン地区 RH.Michael Jlak ロングハウスとDay Centre“Muhhibah”
実施期日 2014年2月23日(日) ~ 2014年3月2日(日)
内容 ボランティアワーク(Day Centre整備、討論、Muhhibahのメンバー、ロングハウスの住民子どもたちとの交流等
費用 4万5千円(現地集合解散方式)
参加人数 8名

第16回ACEワークキャンプに参加してくださったキャンパーのご紹介とスタッフ ☆(写真にカーソルをあてて、手のひらマークが出た場合、個人の感想にアクセスできます)  ☆(なお、このHP上のすべての写真は、写真をクリックすると拡大版になります)

ワークキャンパー

ヒデちゃん

ヒデちゃん

ヒメ

ヒメ

なかさん

なかさん

マッチャン

マッチャン

フクちゃん

フクちゃん

ぶんちゃん

ぶんちゃん

ターキー

ターキー

メリー

メリー

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スタッフ

つっちー

つっちー

Ken

Ken

カズヨ

カズヨ

 

今回もMuhhibahセンターの環境整備にみなさまのご協力を得ることができ、ありがとうございました。

最後の日にみんなで、Muhhibahセンターで、撮影した写真が現在の様子です。

ブランコ置き場

ブランコ置き場

 

道路

道路

 

門

 

Muhhibahセンターのメンバーもスタッフもみなさまによろしくと言っております。この場がみなさまの心の故郷になりますように。

 

 

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1月Toy Boat Project

1月15日 今日のメンバー (Anthony Bee Eng Ken Kazuyo Boat man2人) Boat2台で行くことになる。

市場にてロングハウスにもって行くチキン、魚、野菜、ビスケット、飴、ジュース、水などを買う。

 

今日は、朝から小雨がち。Kapit船着き場の様子

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Boat manの一人、もう一人を待っているというが、なかなかそろわず、予定時間をはるかに過ぎているが、約束時間を守るという意識はまるでない。のんびり待つ現地の人たち。

今日のBoat manの一人

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11:17 やっと小雨の中、出発できた。

雨期で、毎日、飴が降り続いているので、水量は多く、Boatは、割合、スムーズに動いた。途中、ドライバーが降りて、Boatを引く場面が2,3回あった。

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12:02 到着

 

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RH Engkechong  Manuan

Cecclio Gadang

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この間の訪問を覚えているらしく、顔を見ると、すぐニッコリ笑ってくれた。すっきりした表情である。前回、手違いで、おもちゃもおみやげもなかったので、今回、可愛いウサギのぬいぐるみをプレゼントした。お母さんも私たちの再訪問を喜んでくれた。

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Bee  Engが彼女の手足をマッサージする。その後、指で押すと音楽のでるおもちゃを使って遊んでみた。最初は、音が聞こえると表情がやわらかくなる感じだったが、そのうち、自分でスイッチを押そうとする手の動き。弟も学校から帰ってきて、同じく音楽の出るおもちゃで、真剣?に遊んでいた。彼女は、私が抱くと非常に体が硬く感じられるが、祖母は、その硬い体を上手に膝にあげ、抱っこしている。普段からみんなに可愛がられている様子が見えて、気持ちが温かくなった。

 

 

Cecclioのお母さんをはじめ、ロングハウスの女性が用意してくれた昼食をいただき、歓談する。

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15:00  Manuan川からRajanh川へ。降り続く雨で、下半身ずぶぬれになってしまい、予定していた他のロングハウス訪問2軒は断念してストレートにKapitの船着き場に向かう。

 

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16:11 Kapitの船着き場が右向こうに見えて来て安心。雨に濡れた体、底に水の溜まったBoat。やはり、雨天の時は無理だと思う。ただし、こんな時でもBoat manは、ポンッチョもカッパも身に着けないで、縦横に降り注ぐ雨に濡れっぱなしで平気の様子。文化の違いか、環境の故か、自分の軟弱さを大いに意識した。

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