Category Archives: 参加者の声

第4回ACEワークキャンプ参加 【あやなちゃん】

あやなちゃん

あやなちゃん

 以前から海外でのボランティア活動というものに非常に興味があり、今回友人から話を聞いて参加したのですが、初めは約10日間もの日数を、初対面の人と慣れない環境で過ごす、ということに人見知りをしてしまう私は不安がありました。

しかし、いざ行ってみたら、キャンパーの皆をはじめ、ロングハウスの人々や健さん・和代さんが温かく歓迎してくれて本当に毎日楽しく笑って過ごすことができました。

ワークは炎天下の下、汗だくで大変だったりして、日本にいた私ならとっくに辞めていた作業も、何故だかあそこだと、自ら“やりたい!”という意欲がドンドン湧いてきて、ずっと楽しくて笑いながら作業して…なんて、自分でも新たな自分が見えた気がしました。今思うと、きっと、働いているマラッカやナンシー・ポー リンなどセンターの人たちやシーマやジョシュアのスタミナのすごさや底知れない元気、あとは何よりもキャンパーの皆の頑張りや助け合い…皆の笑顔や頑張って働き続けている姿に知らず知らずに励まされていたのかなぁ~なんて思います。

ロングハウスでの生活は、毎日本当に楽しくて、後半は暇さえあれば廊下に出て遊んでました。バドミントンしたり、マンディーの川に行って遊んだり、魚焼いたり、子供たちとお散歩に行ったり・・・本当にみんな可愛くて悪くって、でもすーっごく温かくて。おばぁちゃんたちにもマッサージしたり、一緒にお酒飲んだり …何もかもが本当に充実した日々で書ききれません!(笑)

今回、ボランティアということで参加しましたが、実際には貴重な経験ができて、素敵な出会いがあり、たくさんの思い出があって、新たな自分が発見できたかけがえのない場所。そう呼ぶほうがなんだか私的にしっくりきます。
初めは行って作業してただ帰国するだけ。その期間で少しでも成長出来たらなぁ~なんていう考えがあった自分がいたけれど、いざ帰国するとなったらそれはもう帰りたくなくて帰りたくなくて・・・(笑)ロングハウスの子供たちや皆ともぅ当分は遊んで喋って笑って…っておいうのが出来なくなって、キャンパーの皆とも 離れ離れになってしまうと思うと、心の底から“時間がとまれ!!!!”ってずーっと思ってしまう位、帰りたくなかったです。

このワークキャンプに参加した後、日本に帰国して多くの事に気が付きました。まず、シブでの約10日間、1つも嫌だな~とか面倒くさいな~とかという感情が自分の中に生まれなかったということです。だ から、日本では時々出てくる会いたくない自分・嫌な自分に一度もならなかったという事をすごく嬉しく思えます。それから、夜の討論やその後のお喋りの時間で得た皆の価値観や物事の考え方、意見が本当に勉強になったし、自分の成長にも繋がったんじゃないかな、と思っています。日本には物が溢れているし、何よりも急がな くちゃいけない!と感じることが多いな、と帰国してから感じました。帰国してからの自分には少し余裕があり、自分の中に自分の時間が流れる生活が出来ました。ロングハウスの生活ではせかせかせずに、マイペースで出来る、というのも、自分の中に少し余裕ができた理由なんじゃないかな~なんて思っています。けれど、日本 で生活していると知らない間に急いで窮屈になって余裕もなくなって…という具合になってしまうので、私には定期的に帰ることが必要だな、と感じました。

あっ、あと、ロングハウスから帰ってきた私は、自然ともう、『ロングハウスに行く』ではなく『ロングハウスに帰る』という感覚になりました。(笑)
今回参加したキャンパーの皆も本当に心が優しくて温かい人たちばかりで、ずっと繋がっていたいな、と思える人たちとの貴重な出会いとなりました。

また近々帰るので、その時にはまた面倒見てください。
本当にたくさんの様々な事を、ありがとうございました。

あやな

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第4回ACEワークキャンプ参加 【みいちゃん】

みいちゃん

みいちゃん

今回初めてワークキャンプに参加しました。海外の福祉がどうなっているのか、自分が何かの活動する中で直に見てみたいと思ったからです。もちろん、ワークキャンプ自体にも興味がありました。

 率直な感想としては、こんなに得るものがたくさんあるとは思いませんでした。
人の温かさ、助け合い、思いやり、働くということ、共に生きるということ…イバンの人たちに本当に多くのことを学びました。

日本で生活していると、いろんなことが当たり前で、忘れていたこと、気づきもしなかったことばかりです。その中でも私が一番強く感じたのは、“人間らしく生きる”ということです。初めてイバンの人に会った時から感じていました。彼らは私たちのことをすんなりと受け入れ、自然に接してくれました。本当にうれしかったです。そして思いました。何でそんなに自然なんだろう…その疑問は一緒に活動するなかでさらに強くなりました。私やキャンパーが困っていると何も言わずすぐに手を差し伸べ、手伝ってくれる。いつも笑顔でちょっとしたことでも笑いが絶えない。挨拶が「ごはん食べた?」。子供がとっても元気でよく手伝う。言葉も通じないのにたくさん話しかけてくれて、私がつたないイバン語で答えるとうんうんと笑顔でうなづいてくれる。イバンの人はどうしてこんなに自然で、優しく思いやりに満ちあふれてるんだろう。イバンが特別なのだろうか。しかし、一緒に来たキャンパーもイバンの人たちと同じように接してくれました。よく考えれば、当たり前のことなのかもしれません。日本にいると、毎日時間に追われ、目の前のことをこなすことばかり考えて忘れていたように思います。

 人間としてとともに生きるということは、お互いに協力し支えあい、思いやって暮らしていくものなんだと知りました。昨今の日本は悲しい事件や事故がたくさんあったり、自分や他人を大切にする気持ちが少し薄らいでいるのではないかなと改めて思いました。当たり前に人を思いやれることが人間として自然な生き方だと感じました。

 帰国して少し時間が経った今、イバンにいた日々を思い出しては懐かしくもあり、またあの“自然”な場所に帰りたいと思います。イバンでしか感じられないこと、イバンでしか得られないものがありました。一人でも多くの人に私たちのように素敵な体験をして、いろんなことを感じてほしいと願っています。


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第4回ACEワークキャンプ参加 【にいちゃん】

にいちゃん

にいちゃん

ワークキャンプに参加させていただいて

今回ワークキャンプに参加できたこと,健さん,和代さん,キャンパーのみんな,そしてイバンの人たちとの出会えたこと,すべてが私にとってのとても大切な宝物です。

キャンプに参加する前は,もちろん楽しみではあったのですが,出発が近づくにつれて,本当に不安ばかりになっていました。またシブに着いてからもこれからキャンパーのみんなと,そしてイバンの人たちと,うまく仲良くなれるだろうかといった不安が大部分を占めていました。

討論の時にもお話したのですが,私は人見知りが激しく,また人とコミュ二ケーションをとるのがすごく下手です。そしていつも人の目ばかりを気にして,それでいて自己中心的なのです。

そんな自分が嫌で嫌でたまらなくて,でも簡単には直せなくて,今回も到着したばかりのころは,人とどう接してよいのか分からず,変な焦りと,ホームシックと,自己嫌悪などで,頭の中がパニック状態でした。

みんなの前で,このキャンプへの参加理由などを兼ねて自己紹介したとき,そんな自分を知られるのが恥ずかしくて,背伸びして,「日本と違った文化を知りたい」などと言ってしましました。もちろん,荒川先輩に前回のキャンプのお話を聞かせて頂いていただき,興味をもったことや,日本とは違った文化に触れてみたかったということも大きな動機でした。でも本当のところ,日本での行き詰まった大学生活から逃げ出したかったことや,自分をもう一度きちんと見つめ直して,何か成長できるきっかけになればという想いが大きかったのが本音です。

 そんな大きな不安を持ったままスタートしたキャンプでしたが,日に日に楽しさが増していくのを感じました。それはきっと,ロングハウスの人たちやキャンパーのみんなに「受け入れてもらえた」と感じたことが大きいからだと思います。特にロングハウスの人たちとの交流は,言葉では言い表さない何かをたくさんもらったように感じています。

このキャンプに参加して数日はロングハウスの人たちと過ごす時間がこんなに心地良いのは何故かとかは,あまり考えていませんでした。言葉の壁があるにもかかわらず,ただ一緒に廊下に座っているだけで落ち着くと感じるのは何故だろうと疑問に思うようになったのは,ワークが始まったころです。討論で,和代さんがおっしゃっられていたように,それはロングハウスの人たちが持つ「優しさ」なのだと感じますし,変わった人を差別や偏見に結びづけがちな日本とは異なるイバンの文化のあらわれなのかもしれません。私は金子みすずさんの「みんな違ってみんないい」の詩が大好きなのですが,このキャンプでその言葉を改めて好きになりました。自分も,いろんな価値観を受け入れ,ただそばにいるだけで安心感を与えられる女性に少しずつでも近づいていけるとよいなと感じています。

そして,キャンプ中に「ありがとう」の言葉の大切さも学びました。普段日本では「すみません」「ごめんなさい」の連発で,よく治したほうがよいと注意を受けます(注意してもらえることもありがたいです)。しかし,今回のキャンプでは「すみません」という言葉をほとんど口にしないで過ごしました。ゆりあちゃんが討論の際にその気づきを教えてくれたときに,本当にそうだと,衝撃を受けたのを覚えています。日本にいると,何かとせかせかと焦っているからでしょうか,何かしてもらったときに,他の人の忙しい時間を割いてもらって「すみません」「ごめんなさい」の言葉が「ありがとう」よりついつい先に出てしまいます。自分も何かお手伝いできたときに「すみません」と言われるとあまり気持ちのよくないことを分かってはいるはずなのに,口癖のようになっているのですね。今回キャンプ中に,「ありがとう」=「トゥルマカシ」の言葉が気軽に交わされる日常に触れ,その大切さと心持ちは,日本でも忘れないようにしなければと感じています。

また食べること,お酒を飲むことを通じての交流の大切さも実感しました。普段お酒も断ってばかりいるのですが,けして無理強いするのではなく,飲みたいときにいかがですか,というその雰囲気がだんだんと好きになっていました。今回のキャンプで,少しお酒に強くなったかなという想いがしています。また普段1人暮らしで孤食になれてしまっているのですが,キャンパーの人たちと毎日食べることを共にして,またお酒を共にして,会話の弾む楽しさや,お互いのことを知る機会がとても好きでした。

ロングハウスでの食事や,スンガイマンディー,ポチョポチョ,そしてワークや討論,本当にすべての体験が新鮮で,でも楽しくて,また楽しめた自分が嬉しいです。日本も昔このような時代があったのかなというふうにも思いますが,やっぱりイバンの文化は,ここでしか出せない独特のものだと感じます。

正直キャンプ中は,自分の嫌な面を直視することが多く,新しい自分の発見は,自分の嫌なところが大半だったような気がします。でも,それを発見できたことは,けして嫌なことではなく,むしろ,自分に足りないことや変えたいと思えることに気づけたことに感謝しています。

そして何より,このキャンプでも,自分があこがれる人や見習いたいなという人にたくさん出会えたことが一番良かったことです。健さん,和代さん,ロングハウスの人たち,キャンパーたち,みんな1人ひとり個性的で,素敵で,自分もこうなりたいな,あぁなりたいなと,その人自身にはなれないけど,自分がこういうふうな考えのできる人,行動ができる人になりたいと大きな目標ができました。

 キャンプが終わり,さて何か自分が成長できたこと,変わったことがあるだろうかと考えていたのですが,やっぱり何も変わっていないことに気付きます。しかし「時熟」して,いつかこのキャンプでの経験が生きているなと感じることができるときが来ることを願っています。生かすのは自分自身ですが。

 長々とつたない文章を書き込んでしまいました。感想というか,自分の思いついたことをずらずらと並べてみたのですが,もっともっと学んだことはたくさんあります。

本当に今回のキャンプに参加できたことを幸せに思います。またできたら来年,参加させていただけたらなと思います。それには今の現実から逃げずに頑張ってあと1年で卒業しなければ,と自分に渇を入れています。偏食も少しずつ治していきたいと思います。


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第4回ACEワークキャンプ参加 【ゆりあちゃん】

ゆりあちゃん

ゆりあちゃん

「心から安らげる場所を見つけました。」

ロングハウスに着いたその日から、簡単な挨拶と「Terima kasih (=ありがとう)」しか分からない私にも積極的に話しかけてくれるイバンの人々。理解したくても勉強不足でチンプンカンプンな私のもどかしさを「分かるよ」と言ってくれているかのような優しい笑顔に緊張がほぐれました。笑顔は国境を越えるのだと感じました。勿論、イバン語で語り合えればもっと良いだろうと思い、その日から教わった単語はなるべく使ってみるようにしました。

他のキャンパーより1日早い到着だったのにも関わらず、素敵な笑顔で迎えてくれた健さんと和代さん、そして先に到着していたベテランキャンパーのトシさんの三人をシブ空港で目にした瞬間、今回のキャンプはきっと素敵なものになるに違いないとワクワクしてきました。キャンプ中はお二人の、率先して頑張る姿やその笑顔に何度も励まされました。

5日間行われた夜の討論は毎日楽しみで、昼間から身体を動かしながら、どんなことを話そうかと考えていました。何よりキャンパーの皆の話を聞くのが楽しみで、普段の日常生活では何事にも投げやりでテキトウな会話が多い中、それぞれが真剣に、かといって押しつけがましくもなく考えていることを発表し合える時間はお金では買えない貴重な時間だったなと思います。「人との出会い」を大切に感じている人たちが偶然か必然か出会って、健さんや和代さんの指揮に合わせて奏でるハーモニーはセンターの名に込められた思いのように心の鎧を外せる協調の場を自然と創り出していたように思います。設けられている討論の時間以外でもメンバーや和代さん、健さんとは時間を見つけてはついつい話しこんでしまい、それがまたキャンプの良い思い出になりました。

ワークとしての植樹作業は初めて使った鍬や地元の粘土質の土との格闘といった感じで、「こんなに頑張って掘って植えたのだから、枯れずにぐんぐん育ってほしい」との願いを込めて、一生懸命、一本一本、心をこめて植えました。岩をも軽々と砕くイバンの人たちの逞しさに尊敬の念さえ覚えつつ、見よう見まねで何度も同じ作業を繰り返すうちに、やっと最後の方では、始めの頃よりは手際よく掘れるようになったような気がしました。今はプロ集団のようなイバンの人々も皆、幼い内からこうやって親の姿を見て、真似をしながら体で覚えてきたのだろうなと思いました。皆で協力しながら植えた木々が早く大きくなって誰かの一休みできる木陰となれると良いと思います。

健さん、和代さん、マイケルさん、Rumah Michael Jalakのみんな、そしてキャンパーのみんな、共に過ごした奇跡のような素敵な時間をありがとう!私は皆さんのお陰で、心から安らげる場所を見つけました。

ロングハウスへの再訪を心から願って。

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第4回ACEワークキャンプ参加 【タカ】

タカ

タカ

ワークキャンプを通して感じたこと

私は今回のワークキャンプを通して、「一つ一つことを大事にする」と言うことを学ばせていただきました。本当に当たり前といってしまえばそれまでのことなのですが、私は今まで日本で生活をしている時にどんな作業を行うにしても無意識のうちに作業効率を考え、労力を考え、その上で行動をしていました。ですから、一つ一つのことを大事にするというよりはより早く、より多く、より多様なことをすることに価値を感じていましたし、それを自身の行動基準としていました。

しかし、今回のワークキャンプで共に生活をさせていただいたイバン族の方々は必ずしもすべての行動が作業効率に重きをおいたものではありませんでした。キャンプが始まってまだ間もない頃は、それらに対してとても強い違和感を感じました。しかし、イバン族の方々と共に日々を重ねるにつれて、日本にはなかった不思議な発見に出会いました。それは笑顔です。イバンの方々は作業中に笑い合いながら、凄く楽しそうに作業に取り組んでいました。

私は今までに多少ではありますが、アルバイトやボランティアを通して、様々な体験・経験をしてきました。ですが、作業中こんなに笑顔で作業をしているところは初めてでした。作業をしている方々は年齢・性別の差や障害の有無に関わらず、出来ることを出来る人が出来るだけ行っていました。自然とそれぞれにそれぞれの役割があるように思い、皆自分の役割を大事にしているように感じました。ですから、同じ作業をするのでも人によってまるっきりペースが違いました。しかし周囲も特にそれを気にするでもなく、当たり前のようにしていました。

作業効率に重きをおいていた私はそれにとても驚いたと同時に一つの変化に気付きました。それは私自身日本でいうと真夏のような気候で丸一日作業しているのにも関わらず全くといっていい程ネガティブな感情を自分の中に感じなかったということです。作業時は、それどころではなかったので、あまり意識的には考えませんでしたが、今振り返って思うのは、それは私自身にも役割があり、私はきっとそれを無意識の内に感じとり、大事にしていたからではないかと思います。
そして、目の前にある自分の役割に没頭すると、先を見越して行動していた時はいかに目の前の物事をぞんざいにしていたかに気付きました。
これから日本で時を重ね続けると、知らず知らずのうちに、効率を考えてしまうかもしれませんが、しかし、この考え方や気持ちは忘れずにいきたいと思います。

今回のキャンプに参加できたことは、人生での大きな転機につながったと実感できました。健さん、和代さん、ロングハウスの皆さん、キャンパーのみんな本当にありがとうございました。
これからはもう少し、、いや、もう結構事前準備を心がけます。

たか

  

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商業音楽の音楽賞