第11回ACEワークキャンプ5日目

Workが3日続いたあとの今日、ワークキャンプ5日目は、みんなでお出かけの日です。
朝から、ゆったりした気分でいたところ、ロングハウスのおばあちゃんから声がかかりました。ボールに入ったもの、「これを食べると体にいいんだよ」と・・・。ちょっと廊下でいると誰かが話しかけてくれる。
ロングハウスは、いつも誰かと一緒で、心が安まりますねー。

まずは、ロングハウスの近くの学校へ見学に行きました。この学校は、近くの子どもたちも寮生活です。つまり、全寮制なんですね。それは、普段に勉強の習慣をつけること、それと親の子育ての軽減が目的でしょうか。それだけ貧しい地域ということなのです。子どもたちは、学校の寮に入っていると3食、無料で提供され、それだけ親の負担が減ること、そして、農業で忙しい親たちの目が行き届かなくても、勉強ができるような配慮であるとのことです。

次に、サラワク最大のラジャン川を橋の上から眺めました。この辺は、川幅が400メートルぐらいだそうですが、このラジャン川の広いところでは、川幅1キロメートルを超える場所もあるそうです。のどかなミルクコーヒー色の川を船がゆっくり通っていました。雄大!という言葉がぴったりです。

そして、今度はシブの中心街から近いところにある「近藤龍巳工房」を見学しました。工房は、アガペセンターの中にありますが、ある日本人が重度障害の子どものために、その子その子に合う車椅子をつくっていたところです。その人が近藤龍巳という日本人ですが、若くして、病になり、ひとりで秘かに日本に帰国しました。2年後に彼は、黙って天国に逝きました。44歳でした。その彼の功績を讃え、シブのNGOがこの工房に彼の名前を冠しました。そんな日本人がいたということをキャンパーの人たちにも知ってもらいたくて案内したのです。みなさん、どんな風に感じましたか?

近藤龍巳工房へ

近藤龍巳工房へ

昼食は、市内から少し外れたところですが、Farleyという大きなスーパーのフードコートで取ることにしました。いろんな食べ物のお店がまわりに並ぶフードコートですが、ここでは、各自好きなものを自分で選んで注文し、自分で現地のお金を支払ってみるという試みをしました。

街の船着き場から中央市場へと向かいました。大きなウエット市場です。

広い市場の中には、魚、野菜、肉、豆腐となんでもありました。現地の野菜を売っている側に、ドリアンがあり、みんなで試食。大好きな人もあり、それは臭いがちょっと・・・という人もいましたが。何度か食べるうちに大好きになるよ。だって、ドリアンは、果物の王様だもの。
この市場には、生きた鶏も新聞紙にくるまれて売ってました。もちろん、ひよこも。

可愛いひよこ!

可愛いひよこ!

次は、市場の近くの中華寺院を訪ねました。ここには、5重の塔があって、それを上まで登るのは、とてもしんどいけれど、みんな頑張って上まで。すると寺院も格別の趣で見えるけれど、何と言っても圧巻は、シブの町並みとラジャン川、船着き場が上から見おろせることでした。

帰途に向かう途中、やっぱりロティチャナイを食べたい!お腹は一杯だけど・・・、という意見が出て、二人で半分わけして食べることになりました。そして、おいしいテータレも添えて。テータレは、流石、「タレ」というだけあって、長ーくひっぱり酸素を含ませる方式。みんな見入ってしまいました。もちろん、ロティチャナイは、おいしかった~!

ロングハウスに帰ってきたら、やっぱり川行水です。Paulineを誘ってみたけれど、もう終わったのよ、とくつろいだ姿でした。サロンで浮き袋を作って浮かぶのは楽しいな。なっちゃんは、今日、写真係をしてくれました。

夜は討論です。今夜は、ボランティアについてです。日本では、ボランティアという言葉が簡単に流行していて、その解釈にも幅がある。ほんとうにボランティアというのは、どういうこと?みんなは、今回のワークキャンプに関して言えば、ボランティアという言葉がふさわしくないと思える程、自分がもらうものが大きい。人生の糧になっているという意見が多く出ました。

討論は続く

討論は続く

 

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