第18回ACEワークキャンプ参加者の声【よっしー】

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よっしー

ワークキャンプが終わって、メンバーからもらった写真を振り返りみると、色々な思いが蘇って、胸が熱くなる今日この頃です。
日本を発つ前、沖縄から一緒に行く姫やのーどーに「お金には変えられないくらい絶対に得られるものがあるから」と言われワクワクした気持ちと「自分の価値観や視野を広げるいい機会になるんじゃないか」という勝手な期待を込めて今回このワークキャンプに参加する決意をしました。

シブ空港に到着し、中澤さん夫妻に笑顔でお出迎えしてもらい「よし、楽しむぞ!」と意気込んではいたのですが、緊張のあまりメンバーともはじめはうまく溶け込むことができませんでした。

ワークキャンプがスタートし、はじめて出会う私達を笑顔で受け入れてくれたムヒバやロングハウスの人達。メンバーも皆んなムヒバやロングハウスの人々と解け込み笑顔を見せている中、一人言葉の壁に戸惑い上手く自分自身を表現できない事に焦りと不安を感じる私がいました。そんな私に、ムヒバやロングハウスの人達はそっと寄り添ってくれました。例えば、私が一人でポツンとしていると、手招きして「こっちにおいで」と言って優しく手を握ってくれたり、言葉はなくてもただそばにいてくれたり…。そんなムヒバやロングハウスの人達の優しさや思いやりの心、そして笑顔にとても癒され愛情を感じました。そのうち私も心の底からここにいることを楽しみ、笑顔が溢れ、とても温かい気持ちになりました。

ワークでは、野菜を作る為の畑を耕し、池を掃除し、雨水タンクの設置を行いました。ムヒバの人達は年齢も様々、障がいの度合いも様々…。なのにそんなこと関係なく一人ひとりが自分のできることを楽しみ皆んなで力を合わせ一生懸命働く。休憩中はみんなで音楽を聴きながらダンスを楽しむ。作業中も休憩中もそこにはずっとムヒバの人達の笑顔がありました。そんなムヒバの人達をみて、日本で働く自分の姿を振り返り、恥ずかしさと情けなさを感じました。私は、発達に障がいを持つ子の指導員として現場で働いています。その中で「自分がこの子たちにしてることは正解なのか」「私は、必要とされているのか」と、そんなことばかり考え、周りの人と自分を比べては「なんで自分はこうなんだろう」と自分自身の価値を下げていたように思います。ムヒバの人達と一緒に作業しレクを楽しむなかで、”相手に必要とされているかどうかではなく、自分自身が全力で楽しむためにどうありたいかが重要なんだ”と気づくことができました。

ロングハウスでの生活もとても貴重な経験となりました。日本での生活を振り返ると、家族との会話は挨拶程度。話すことさえも面倒だと感じることもありました。常にテレビや携帯を見る習慣がつき、誰かと顔を合わせて話したり、気持ちを伝え合うということがなかった気がします。そんな生活だったからこそ、人とどう向き合っていいのかわからず、自分を表情することができなくなっていたのだと思います。ロングハウスでの生活は、私に癒しと心の豊かさを与えてくれました。”コケコッコー”というニワトリの声で目を覚まし、朝・昼・晩とメンバーとひとつのテーブルで食事を取る。また、mandi sungaiという川でムヒバで働いたあとの汗を流しロングハウスの人達と交流を深め、子ども達とは自分も子どもにかえった気持ちではしゃぎまわる…。そんな日々の生活が私にしぜんと優しさと笑顔をくれました。

メンバーと毎晩した討論会では、一人ひとりがあげた課題をテーマに語り合う。みんな感じることや思うことは一人ひとり違うけれど、誰かの意見を否定せず、聞き入れ受け止めてくれる。そんなメンバー達だったからこそ、私も自分の気持ちにどんどん素直に正直に表情できたのだと思います。

最後に、このワークキャンプを通して自分がこれまで歩んできた道には全て意味があり、支えてくれる人達がいたからこそ今こうしてここにいることができているのだと感じています。今まで一生懸命働いて大学まで行かせてくれた家族。大変な時期にも関わらず「いってらっしゃい」と背中を押してくれた職場の方々。ワークキャンプに参加するきっかけをくれたのーどー。こんな私を快く温かい笑顔で受け入れてくれたイバンやロングハウスの人々、ワークキャンパーのメンバー、そして健さん、和代さんに心から感謝しています!
これからも「感謝」の気持ちを忘れず温かい、豊かな心で前に進んでいきたいと思います‼︎そしてここで経験したこと感じたことを、周りの人にも伝えていきたいと思います。本当に素敵な出会い・体験をありがとうございました。

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