第4回ACEワークキャンプ参加 【タカ】

タカ

タカ

ワークキャンプを通して感じたこと

私は今回のワークキャンプを通して、「一つ一つことを大事にする」と言うことを学ばせていただきました。本当に当たり前といってしまえばそれまでのことなのですが、私は今まで日本で生活をしている時にどんな作業を行うにしても無意識のうちに作業効率を考え、労力を考え、その上で行動をしていました。ですから、一つ一つのことを大事にするというよりはより早く、より多く、より多様なことをすることに価値を感じていましたし、それを自身の行動基準としていました。

しかし、今回のワークキャンプで共に生活をさせていただいたイバン族の方々は必ずしもすべての行動が作業効率に重きをおいたものではありませんでした。キャンプが始まってまだ間もない頃は、それらに対してとても強い違和感を感じました。しかし、イバン族の方々と共に日々を重ねるにつれて、日本にはなかった不思議な発見に出会いました。それは笑顔です。イバンの方々は作業中に笑い合いながら、凄く楽しそうに作業に取り組んでいました。

私は今までに多少ではありますが、アルバイトやボランティアを通して、様々な体験・経験をしてきました。ですが、作業中こんなに笑顔で作業をしているところは初めてでした。作業をしている方々は年齢・性別の差や障害の有無に関わらず、出来ることを出来る人が出来るだけ行っていました。自然とそれぞれにそれぞれの役割があるように思い、皆自分の役割を大事にしているように感じました。ですから、同じ作業をするのでも人によってまるっきりペースが違いました。しかし周囲も特にそれを気にするでもなく、当たり前のようにしていました。

作業効率に重きをおいていた私はそれにとても驚いたと同時に一つの変化に気付きました。それは私自身日本でいうと真夏のような気候で丸一日作業しているのにも関わらず全くといっていい程ネガティブな感情を自分の中に感じなかったということです。作業時は、それどころではなかったので、あまり意識的には考えませんでしたが、今振り返って思うのは、それは私自身にも役割があり、私はきっとそれを無意識の内に感じとり、大事にしていたからではないかと思います。
そして、目の前にある自分の役割に没頭すると、先を見越して行動していた時はいかに目の前の物事をぞんざいにしていたかに気付きました。
これから日本で時を重ね続けると、知らず知らずのうちに、効率を考えてしまうかもしれませんが、しかし、この考え方や気持ちは忘れずにいきたいと思います。

今回のキャンプに参加できたことは、人生での大きな転機につながったと実感できました。健さん、和代さん、ロングハウスの皆さん、キャンパーのみんな本当にありがとうございました。
これからはもう少し、、いや、もう結構事前準備を心がけます。

たか

  

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