第4回ACEワークキャンプ参加 【ゆみちゃん】

ゆみちゃん

ゆみちゃん

今回ワークキャンプに参加して,「変わっていくもの」と「変わらないもの」の両方を,色々な側面から感じることができたように思います.

 もちろん,1番の変化は,デイセンターがほぼ完成していたことです.あの骨組みしかなかったセンターには,屋根,窓がつき,壁はきれいにペンキで塗装され,中には本やテレビ,楽器なども揃い,そこに毎日通ってくる子どもたちがいて,素晴らしいスタッフがいて,笑いが絶えなくて…,そんな素敵な空間ができるまでに,自分がほんの少しでも関わることができたのだと思うと,とても感慨深いものがありました.

また,ロングハウスの前に大きな「正門」ができていたことにも驚きました.でも,あんなに立派な正門をロングハウスのみんなで建てたと聞き,また,ゴトンロヨンに参加した時や,デイセンターでのワークのときでも,男性も女性も,大人も子どもも,みんなで協力し合って,色々な知恵を出し合って,かつ楽しみながらどんなものでも創り上げていくという,変わらないイバンの素晴らしい伝統を改めて,目で,肌で感じました.

そして,ロングハウスの中で感じた変化は,テレビをもつ家族が増えていたこと,ムービーやカメラ,ゲームで遊ぶ子どもたちが増えたことなど,電化製品が充実していたことです.廊下や外で過ごす子どもたちが前よりも減ったような気がして,少し寂しい気持ちもありました.
でも,誰でもより便利な生活を送りたいと思うのは当然のことですし,(東南)アジア全体が経済的,技術的な発展を目指している中で,そういった変化は仕方のないことなのかもしれません.このままだと将来的には今の日本のような希薄な地域社会になってしまうのではいかという懸念も考えられますが,私はそうは簡単にならないだろうなと確信しています.この地には,支え合いの精神,イバンの伝統が,今でも変わらず強く根付いているからです.助け合うことが当たり前,何か困ったことが起これば,みんなで考えて解決していくのが当たり前,電気が通らなくても,機械がなくても,自然の中に使えるものはたくさんあるのだから,それを最大限に活用する.子どもたちは,大人たちの手伝いをすることもまた当然のことで,そういった伝統は,この先も引き継がれ,繰り返されていくと思います.そして,何より変わらないのが,ロングハウスのみんなの人柄,温かさです.子どもたちも背が伸びていたり,大人っぽくなったりもしていたけれど,人が大好きで,元気で,優しくて,思いやりがあるところは変わっていなくて,イバンの伝統とともに,この人柄の良さも,この先いつまでも受け継がれていってほしいと思います.

といった感じで,今回のワークキャンプでは,変化するものとしないものは何か・・というような,前回の時とはまた違った視点で,イバンの魅力を発見することができました.次回はどんな魅力をまた発見できるのか,その日が来るのを,そして,ロングハウスのみなさん,健さん,和代さんに再びお会いできることを楽しみにしています.                                    

裕美子

関連ポスト:

« | Category: 参加者の声 | »
商業音楽の音楽賞