第4回ACEワークキャンプ参加 【ゆりあちゃん】

ゆりあちゃん

ゆりあちゃん

「心から安らげる場所を見つけました。」

ロングハウスに着いたその日から、簡単な挨拶と「Terima kasih (=ありがとう)」しか分からない私にも積極的に話しかけてくれるイバンの人々。理解したくても勉強不足でチンプンカンプンな私のもどかしさを「分かるよ」と言ってくれているかのような優しい笑顔に緊張がほぐれました。笑顔は国境を越えるのだと感じました。勿論、イバン語で語り合えればもっと良いだろうと思い、その日から教わった単語はなるべく使ってみるようにしました。

他のキャンパーより1日早い到着だったのにも関わらず、素敵な笑顔で迎えてくれた健さんと和代さん、そして先に到着していたベテランキャンパーのトシさんの三人をシブ空港で目にした瞬間、今回のキャンプはきっと素敵なものになるに違いないとワクワクしてきました。キャンプ中はお二人の、率先して頑張る姿やその笑顔に何度も励まされました。

5日間行われた夜の討論は毎日楽しみで、昼間から身体を動かしながら、どんなことを話そうかと考えていました。何よりキャンパーの皆の話を聞くのが楽しみで、普段の日常生活では何事にも投げやりでテキトウな会話が多い中、それぞれが真剣に、かといって押しつけがましくもなく考えていることを発表し合える時間はお金では買えない貴重な時間だったなと思います。「人との出会い」を大切に感じている人たちが偶然か必然か出会って、健さんや和代さんの指揮に合わせて奏でるハーモニーはセンターの名に込められた思いのように心の鎧を外せる協調の場を自然と創り出していたように思います。設けられている討論の時間以外でもメンバーや和代さん、健さんとは時間を見つけてはついつい話しこんでしまい、それがまたキャンプの良い思い出になりました。

ワークとしての植樹作業は初めて使った鍬や地元の粘土質の土との格闘といった感じで、「こんなに頑張って掘って植えたのだから、枯れずにぐんぐん育ってほしい」との願いを込めて、一生懸命、一本一本、心をこめて植えました。岩をも軽々と砕くイバンの人たちの逞しさに尊敬の念さえ覚えつつ、見よう見まねで何度も同じ作業を繰り返すうちに、やっと最後の方では、始めの頃よりは手際よく掘れるようになったような気がしました。今はプロ集団のようなイバンの人々も皆、幼い内からこうやって親の姿を見て、真似をしながら体で覚えてきたのだろうなと思いました。皆で協力しながら植えた木々が早く大きくなって誰かの一休みできる木陰となれると良いと思います。

健さん、和代さん、マイケルさん、Rumah Michael Jalakのみんな、そしてキャンパーのみんな、共に過ごした奇跡のような素敵な時間をありがとう!私は皆さんのお陰で、心から安らげる場所を見つけました。

ロングハウスへの再訪を心から願って。

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