第9回ACEワークキャンプ参加 【ひめ】

ひめ

ひめ

心の声が聞こえる=バワン

「求めよさらば与えられん」とは聖書の言葉だが、自分が前に進みたいと思うなら迷わず一歩を踏み出し、扉を叩きたい!!そう思って、参加申し込みをした今回のワークキャンプ。何が待っているのか?どんなことが起きるのか?不安がなかったわけではない。初めての場所で初めての体験にはつきものの不安と、若い時ならまだしも50代も後半となると体力的な面で自信を失くしていたし、5月には左足のひざ裏の筋を違えて一か月以上も整体治療院へ通ったものだから、こうした不安もどこかで感じながら「大丈夫!!」と自分に言い聞かせて、集合地のシブ空港めざし沖縄を飛び立った。

ところが一日目のゴトンロヨンで、私は階段つくりでバケツにセメントを入れた手渡しリレーで、左膝裏に踏ん張りの利かない筋の痛みに襲われた。階段や斜面の上りは大丈夫だが降りることが容易ではない。チームの足を引っ張ることがないように…、とは自分との約束。踏ん張りが出来そうもないと思った時、人生の先輩は「ひめ、大丈夫だから抜けなさい!」と声をかけてくれた。チームの若いメンバーも「ひめ、監督や指示を出す人も必要ですよ!」とやさしい言葉をかけてくれる。人は弱くなって優しさを知り、本当の強さを知るといった言葉を思い出した。そう!誰でもできること、出来ないことがあるように、できないことは素直にお願いしていこう!!そう思ったとたん気持ちがとても楽になた。我をはらないこと、素直で謙虚であること、いつまでも若いわけではないのだから老いていく自分を受容することは私にとって大事なこと。人様には言えることが自分にはできないなんてことがないように…、自分に正直でありたい。「自分に向き合うこと」それが今回のワークキャンプでの私の目標。

過ぎ去ってみればあっという間の一週間だったと思えるが、ワークキャンプで過ごした一週間は一日一日が貴重な体験だった。ややもすると頭だけで生きている自分に、身体を使って五感を働かせて物事を理解していくような…、そんな時間だった。人の優しさも心に沁みる。自分の小ささにも気づく。しばらく身体を使って汗をかくことをどこかに置き忘れていたのだ。ありのまんまの自分を取り戻したような、さわやかな自分に出会えた。

13名のキャンパーたちに出会って、チームになって繋がり合って、ひとつの事をやりとげた満足感は汗を流した者にしか味わえない喜びだ。 ゴトンロヨン(ゆいまーる=助け合い)は沖縄ではあたりまえに行われていた(今も地域によっては行われている)。村で新築する家があれば手バケツでのコンクリート打ち(スラブ打ち)終了後、ヤギを一頭つぶし手伝ってくれた人たちにご馳走としてふるまい、喜びを分かち合っていた。そして何よりも泡盛と三線(サンシン)が入るとカチャーシーで心を一つにし、疲労感を開放していた。バワンとどこか似ていて、懐かしい思い出を手繰り寄せていく。そして今は目を閉じるとバワンダンスの旋律が、懐かしい思い出となって私の心に響いてくる。

今回のワークキャンプで出会えたキャンパーの一人ひとりに思いを馳せながら、出会えたことを心から感謝したい。
そして11月の地方会でまたお会いできますことを祈って!!

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