第11回ACEワークキャンプ参加者の声【ひめ】

ひめ

 

 

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心のふるさとイバン

イバンのロングハウスのみなさんや、ムヒバのメンバーに会いたくて、昨年に引き続き、日程の都合上2日間だけでしたが、ワークキャンプに参加しました。

クアラルンプール空港からシブ空港へ向かう途中に出会った、二人の若者たち。

初めての一人旅に、羽田空港を発つ時から、どんなにか心細思いをしたことでしょう。クアラルンプール空港の待合室で、ANAの袋をもって私の前にすわった可愛いなっちゃんに「あなたワークキャンプに行くの?」と声をかけました。彼女はびっくりしながらも緊張の糸がほぐれたように「そうです!!」との返事。その表情には安堵感を感じるとともに「ひとりでよく頑張ったね」と、ねぎらいの言葉をかけたくなるいじらしさがありました。そしてもう一人の青年、ヤッちゃんにはシブへ向かう機内の中で、たまたま私の隣席になったこともあって「ワークキャンプへ行くの?」と声をかけたとたん、めちゃテンパっていたという彼の表情が、一気に明るく弾けたやさしい青年の顔に変わっていきました。こうして、ワークキャンプへ参加するキャンパーたちは、不安と期待を織り交ぜながら、シブ空港を目指していきます。

私がそうであるように、彼らもまた初めての経験と体験に、精神的な輝きと逞しくなっていく過程を想像すると、私自身このワークキャンプのもつ大きな意味を感じられずにはいられません。

私は中澤家に2泊、イバンのロングハウスに2泊という短い期間の滞在でしたが、心はキャンパーのみなさんとご一緒させていただきました。元気のいい心優しい20代の若者たち5名と、ナイスミドル(?)の私たち5名が加わって、それぞれの年齢や特徴が溶け合ってひとつになっていくという、楽しい時間でした。もちろんイバン族の住むロングハウスのみなさんと、ムヒバのメンバーのみなさんとの交流も、心のふるさとに帰ってきた懐かしい人々との再会に、心と身体は日常の早い時の流れから緩やかな時間へと変わっていき、イバンの家族になっていきます。

ムヒバでの作業は溝作りで、久しぶりの肉体労働。暑さに時々参りそうになりながら、できることをできる範囲で、ムヒバのメンバーやキャンパーたちと支え合い助け合って作業をしていくという、昨年とは少し違う私のペースです。

一日の労働が終わって水シャワーが心地よく感じる夕べ、汗を流し働いた後の食事の美味しさ、夜の討論会・・・ろうそくの灯りを囲みながら話すキャンパーたちの瞳の輝き、夜空には満天の星、自然と共に生きることへの感謝・・・これってモノと情報が溢れて経済大国になった日本が忘れてしまったことかもしれないなぁ・・・と考えていました。

4泊5日の滞在期間、束の間だけど、ありのまんまの私、心のふるさとイバンへ帰ってきました。

8日間の全日程に参加できない私を、中澤ご夫妻をはじめキャンパーたちは温かく迎え、そのあとを快く引き受けてくれました。心から感謝です。

若さとは年齢や見た目ではなく、心の有り様なのだと確信させてくれる中澤夫妻と土屋さん、なかちゃんに習いながら、今年もこうして参加できたことを幸せに思います。出会ってくださった若いキャンパーのみなさんありがとう!!またお会いしましょう。一人一人が輝いていて楽しかったよ~~

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