第11回ACEワークキャンプ参加【たくちゃん】

たくちゃん           たくちゃん        

2011/09/11 ワークキャンプを終えて

今回私は3週間強の一人旅の間に今WCに参加させていただく形であった。パレットの谷口さんのご紹介
を受け、参加は即決であったが、これは実に英断であった。

ライトアップされたかのように光り輝く星空、キャンドルライトの下での討論会、ダイナミックなイバン
BBQ、毎日いつでも飲み続けた地酒トゥアック、水浴び、セパタクロー、ショッピング…そこには日本
には無い、刺激に満ちた生活があった。

陽気なロングハウスメンバーとの飲み会、デイセンターでの心優しい障がい者達やスタッフとの共同ワーク、
謙虚で気さくで皆から愛される中澤夫妻や個性溢れる日本人キャンパーとの交流…
そこには一人旅にはない、人との深いつながりがあった。

…楽しかった思い出を挙げていけば本当にきりがない。
何についてのことを書こうか迷うところではあるが、ここではゴトンロヨン(共同作業)について書きた
い。ゴトンロヨン、ワーク四日目にしてワーク最終日の共同作業の日。この日はデイセンターの利用者の
両親や兄弟が集まっての作業であった。利用者のロングハウスは様々であるため、ロングハウスを越えて
の共同作業であるが、この日私が感銘を受けたのは、その彼らの地域性である。

この日彼らは合流し、おそらく作業内容も前日までの我々ワークキャンパー達の作業進捗度合いによって
変化するため当日把握したであろうと思う。しかし彼らは、まるで昨日も同じメンバーで同じ作業に取り
組んでいたかのようにスムーズにワークに着手し、メンバー一人ひとりがスコップにハンマーにクワにと
大工道具を使いこなし、それぞれが自ら作業を見つけて異なるワークを進めていた。もちろんデイセンタ
ー利用者である障がい者もスタッフも一生懸命働いていた。この日、我々のこれまでのワークの何倍もの
作業スピードで用水路と階段を完成に導いた。

それぞれがそれぞれのペースでできる作業をし、疲れたら休む。全体の休憩には酒を飲み、騒ぐ。かと思
えばまたすぐにワークにとりかかる。誰もがいきいきと力強く働いていた。ロングハウス間の交流がどれ
ほどあるかについて私は詳しくは知らないが、ロングハウスを越えた彼らメンバーのチームワークは本当
に美しくさえ思えた。
そしてワークを終えればお酒の場。炭火焼きの香ばしいBBQチキンと地酒トゥアックを両手にバカ騒ぎ。
共に働き、共に騒ぎ、本当に力強くいきいきとしたイバンの姿に魅せられた。
この「地域のつながり」は、今の日本の都心が忘れかけているものではないかと思う。今の都心に住む日
本人は隣の家の人のことをどれだけ知っているだろうか。もちろん一概に都心の暮らしを否定するわけで
はないが、日本の都心の「地域性」というものが失われつつあることは事実である。イバンは私に地域性
の美しさを教えてくれた。

このWCを通して、本当に沢山の学び・気づき・感動を得た。別れの際には、その後一人旅を続けること
が寂しくなってしまい、「こんなに別れがつらいなら初めから参加しない方が…」などと思ってしまった
程である(まぁ次回も機会があればもちろん参加するが)。
ここまで無事に、不自由なく、楽しく過ごさせてくれた中澤夫妻と土屋さんには本当に感謝したい。
トゥリマ・カシ。

余談であるが、WCを終えた本日、行き着いた宿でサリケイのイバンのロングハウスにWCに行った一行
に出会った。彼らもまたイバンと酒を飲み、ポチョポチョを踊り、マンデーをし、彼らの生きる力に感銘
を受けたという。やはり日本人にとってイバン族の暮らしは本当に刺激的である。今、WCに行こうかど
うか迷っていたり、何も決めていないが海外に行きたい、何か刺激がほしいと思っている人には、是非こ
のWCに行くことを強く勧めたい。

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