第14回ACEワークキャンプ参加者の声【チャーリー】

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チャーリー

 何から書いたらいいのだろうというくらい,あまりにも濃くてかけがえのない1週間でした。ワークキャンプを終えて数日が経った今も(というかすでに約2週間経過…),写真を見返してはとても懐かしく温かく感じ,でもなんだか寂しい気持ちになるのを日々の忙しさで紛らわして過ごしています。

ロングハウスの大きな家族のこと,二度とないタイミングで出会ったキャンパーのこと,目の前で命を頂く食事のこと…思い出はたくさんありますが書き出したらきりがないので,ここはやはりムヒバのことに絞ろうと思います。ムヒバのことっていうか障がいのことになるのかな?私はこのワークキャンプに「他国の障がい者はどんな感じなんだろう?」って疑問にひとつ答えが欲しくて参加したようなものだったので…ここで原点に帰ります。

大学生活をあすなろ会という知的障がい児との交流活動にかけ続けてきた私は,障がい者との関わりに強い関心を持って生活してきました。他人に障がい児と関わるボランティアをしていると言うと,必ずと言っていいほど「偉いね」と言われますが,全然偉くも何ともなくてただ好きだからやっているに過ぎません。じゃあどうして好きなんだろう?と考えてみた時,それは単に自分のためでしかないのだと思います。

4年間あすなろ会での活動を続けてきて,いつの間にか私は障がい者のそばにいることが好きになっていました。特にこんなきっかけがあったというわけではないけれど,言葉がなくても気まずくなくて些細なことで笑顔を見せてくれるあすなろ会の子ども達は,支援する対象などではなくて,私にとっていい意味でただの友達なのだと思います。しかも,びっくりするほどものすごくピュア。大好きな存在です。

この感覚はムヒバのメンバーとの関わりとも同じでした。お互いに何を言っているのかわからないのに,一緒にいると楽しかったりほっとできたり…。それって,ささやかなようでいて実はなかなか得られない幸せですよね。特に,日本のようなスピード社会に生きているとゆっくりとした人との関わりなんて後回しにしがちだから,余計に沁みたのかもしれません。ただ,本当になんでもないようなことで笑顔になれるメンバーもいれば,一方でうまく笑顔になれないメンバーもいました。私はなんとなくそういう不器用な人が気になってこそっと見ていましたが,そうしていると,別に笑いたくなければ笑わなくてもいいんじゃないか,そんな笑顔ばかりではない人を受け入れる環境がここにはあるんじゃないかとふと感じ,肩の力が抜けたような気がしました。つまり何というか…ムヒバは“素”でいられる場所だなと。“笑顔”ってものすごく魅力的で周りまで明るく照らすものだけれど,ずっとそうである必要はないのだと思います。悲しい時には泣けることも大切だし,嫌な時には怒ることも大切。ムヒバはそうした様々な感情を心地よく出して,自分のままでいられる場所なんだと思った時,幸せだなぁってしみじみしてしまいました。うまく言えないのですが…伝わるといいなぁ。

結局のところ,他国の障がい者云々じゃなくて自分のことばかり考えていた1週間でしたが,学生最後のお休みがこのワークキャンプのおかげで充実したものになりました。これからもずっと繋がっていたいキャンパー達に出会えて,筋の通った生き方をしている中澤さん夫妻と知り合えて,メンバーとの出会いでやっぱり障がい者といることが好きだって再確認できて…前からこれだけは自慢に思ってきたことだけど,つくづく自分は人に恵まれている!!

本当に本当に,幸せな日々をありがとうございました。

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