第17回ACEワークキャンプ参加者の声【ヒロさん】

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ヒロさん

9月11日の今日、久し振りに一人で過ごす時間を持てています。言うまでもなく、今日はアメリカ同時多発テロが起きた日。(クリケンがグランドゼロに行って衝撃を受けたって言ってたね)

ただ、朝から日本のマスコミは鬼怒川決壊のニュースばかりで、この話題を扱っているところは全くない様子です。

9.11に思うことは、皆が憎み合わずに過ごせたらどんなにいいだろうか...ということ。

討論会で話きれなかった「幸せ」についてもう少し書かせてください。

タモリがテレビで言ってましたが、幸という文字は象形文字で、手かせ足かせを付けられ死刑を免れた者の姿からできている文字だそうです。

つまり、人は今よりも更なる欲を満たして幸せを感じるのではなく、後ろを見て運が良かったなどと幸せを感じるものであるという話です。

ムヒバやブータンの人達の幸せはこんなところにあるのではないでしょうか。

自然と共に暮らす生活では、恵みもあれば、災いもあります。その両方と向き合う生活だからこそ、運の良さ、そして幸せを感じられるのではないでしょうか。

科学や統計学や様々なシステムで、自然のような、出来っこないものを制御しようとし、問題意識ばかり感じている日本人とはちょっと違いますよね!(^_^;)

東日本大震災でも、想像を絶する状況のなかで、幸せを感じた人がいたと聞いています。自分は死なずに済んだと...。

命の大切さを知っているものが感じることのできる幸せなんでしょうね。

 

残念ながら、人間にはもう一つの幸せの感じ方があります。それは周りと比較して感じる幸せです。

高収入・高学歴・高コレステロール?など人より恵まれている自分に幸せを感じてしまうものです。

先進国と開発途上国の差もまたこの部分ではないでしょうか。あらゆる国々が資本主義至上となり、豊かさを求めて突き進む。周りからの優越感を求めて必死になっている世の中。いつか地球規模の大災害が起き、そこで初めて前述のような幸せに気づき、我に帰るのか...。

あらっ、何か嫌なおっさんの説法じみた文章になっちゃいましたかね。

 

周りのと比較での幸福感は感じるなって言っても無理なことですよね。けど、ぜひ心がけなくてはならないことがあると思います。それは目の前の人を尊敬する、今風に言うとリスペクトする気持ちです。

ムヒバの皆はきっとこれができています。一人ひとりができることがはっきりしている。だからその人の良さがすぐ分かる。互いが頼り頼られ、生かされている。そんな場所だから、自分もとっても居心地がいい。そしてそこにはリスペクトがある。

本当にいいものを見せてもらいましたし、以前うちの職場にもはっきりあったこの雰囲気が最近薄らいでいることに気づくことができた機会であったように思えます。ぜひ、これからに生かしたいと思っています。

 

みんな元気ですか?今回のワークキャンプでの一番の収穫は、若い頃に戻ってみんなと一緒に過ごせたことです。

踊って、歌って、泳いで、塗って、疲れて、休んで、また塗って、笑って、抱き合って、飲んで、寝て、しょんべんして、洗濯して、飯食って、ヨガして、星見て、話をして、そして裏討論して。(笑)

楽しい時間をありがとう!きっとまた皆さんに会えると信じています。

健さん、和代さん、土屋さんに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

(追伸)

帰国後、私がfacebookにボルネオの写真を載せたら、インドネシアの友人達が昔の私の写真を引っ張り出し、ネット上で思い出話をしていました。楽しかった思い出はいつまでも色あせずに心の中に残っているのですね。ムヒバで過ごした時間もそんな思い出になりそうです。

 

2015.9.11  中川博司

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