第14回ACEワークキャンプ参加者の声【めぐちゃん】

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めぐちゃん

ワークキャンプに参加して

私は、このキャンプに参加できたことは運命だったように感じています。

あすなろ会に入っていた、50年という節目に自分がいた、早稲田奉仕園との繋がりが合った、知的障がい児と関わりを持っていた、など様々な偶然が重なって、私はムヒバのメンバーやロングハウスの皆さんに出会う事が出来ました。そして、言葉は通じなかったけど、心は通じ合えました。この場をお借りして、拙い文ですが感謝と感動の言葉を書き記したいと思います。

不安と期待が入り交じった複雑な気持ちで、シブ空港に到着した私たちを温かな笑顔で迎え入れたくれたスタッフや他のキャンパーをみて「きっと楽しい毎日に違いない!」と直感的に思いました。そして、それは真実でした。デコボコしている道路は、まさにジェットコースター。断水のお陰で川の露天風呂。知らぬ間に倍増していたコバエ。どうしようも無く酔っぱらうみんな。ムヒバで砂埃や汗まみれになって目が開けられなかったこと。言葉が通じなくてとりあえず笑ったこと。どれをとっても、日本ではあり得ないイベントなのに、心の底から楽しんでいる私がいました。そして、開放的になっている自分もいました。自分を変えたのは、私自身ではなく他のワークキャンパー、スタッフ、ロングハウスやムヒバのみんなのお陰です。あんなにも、笑い通した1週間は今までにないと思います。そして、開放的になったからこそ多くのことを吸収できました。それは、ゆとりと自己を見つめ直す大切さです。ゆとりは、今まで気づかなかった相手の良い所を知ることができました。あすなろ会のメンバーとは長く付き合っていましたが、この1週間でメンバーの良さを再確認できたと同時に秘めたる力を見せてもらった気がします。

次に、連日行われた討論により、自己を見つめ直すことが出来ました。考えを頭の中で完結するのではなく、口に出して相手に聞いてもらうことで、本当の偽りのない自分になって正直な気持ちが言えたように思います。今思えば、少し恥ずかしい気持ちもありますが、ロングハウスマジックというやつでしょうか。さて、次は大好きなムヒバについて書きます。

ムヒバのメンバーは、どうしてあんなにも、のびのびと自己表現をしているのでしょう?しかも、みんな楽しそうに。手厚い支援が行き届くことこそが良しとされている日本と比べ、ムヒバは、やれることは自分でやる、出来るように自分や回りも工夫する、過保護な親切はしない、これらのことが暗黙の了解になっていました。彼等も、自分の仕事を自分で探し、能動的に動いていたように思います。さらに言うと、彼等1人ひとりの良さが、滲みでていました。肉体的に辛い仕事の時でも、ちょっかいを出し合って回りを笑顔にしてくれる子、人前では静かだけどみんなが休憩中にせっせと働く子、一緒に座ろうとジェスチャーで示してくれる子、仕事の後マッサージをしてくれる子、疲れたそぶりを見せると笑顔で投げキッスをしてくれる子、心の底から優しいメンバーに私は心身ともに癒されました。

すべてのメンバーが最初から、こんなにも優しく、明るい性格を持っていたのでしょうか?真実は分かりませんが、ムヒバで過ごすことで彼等の何かを変えていったのではないでしょうか。少なくとも、私はたった1週間でしたがムヒバのお陰で一皮も二皮も向け、感謝の言葉・仲間・楽しい食事・たわいもない会話を通じて、笑顔を絶やさないようにしよう、感謝の言葉をたくさん口に出そう、などポジティブな自分になっていました。

ムヒバという環境を誰が作り上げていったか。それは、メンバー自身であり、完成することなどない、彼等にとって唯一無二の楽園なのだと思います。

他人と過去は変えられないとよく言われますが、自分が変われば他人も変わる、自分が変われば暗い過去も未来への肥やしになる、とムヒバのみんなの笑顔や頑張りを見て感じました。ムヒバの雰囲気が大好きです。あったかくて、笑顔で、互いを尊重できる関係、一方で踏み込みすぎない優しさ、広い大地にのびのび走り回る清々しさ、どれをとっても輝いていて、尊く、そして、エネルギーを感じます。

最後に、私たちを快く受け入れてくださったマイケルさんをはじめとしたロングハウスの皆様。連日のように、マイケルさんのお家にお邪魔して、フルーツ片手に、イバン族の歴史、ロングハウスの成り立ちなど貴重なお話をしてくださってありがとうございます。イバン族であることを誇りに持ち、今を生きることって素直にかっこいいです。自分のルーツを他国の人間に語れるなんて、本当に素敵です。

たった1週間程度の滞在でしたが、私はロングハウスを第二の故郷のように感じ、帰国後ホームシックになっています。今すぐにでも、みんなに会いたい、笑い合いたい、そして、大大大好きです。こんなにも切なくなるなんて、思ってもいませんでした。

必ず、また行きます。

Thank you for all your kindness.

I will come back soon !

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