第13回ACEワークキャンプ参加者の声【セイジ】

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第13回ワークキャンプ:素晴らしい人々と出会えた充実した毎日

 

ワークキャンパーとして過ごした10日弱は、ここ数年で最も濃い日々でした。

参加する当初、国際交流ということで現地との人との触れ合いのことしか考えていませんでした。ワークキャンパー同士での交流は、友達になったとしても、せいぜい短い期間での友。気まずくならん程度に仲良くなれたらいいなーくらいにしか考えていませんでした。それが今や代え難き仲間であり親友です。

日本の地を離れるということは、物理的に環境が変わるだけでなく精神的にも身軽になり、私たちワークキャンパーはいつもより素の自分で日々を過ごせていたのかもしれません。初日の夜の討論から、それぞれが自然と自分をさらけ出し、本当に内容の深い話し合いには驚きました。討論の内容は「いじめ問題について」や「生きる力とは」、そして最終日には「将来の夢」など。日本にいるときであれば、年来の友と居酒屋でだいぶ酔っぱらってもまだ少し恥じらいが残ってしまってとても話せない内容ばかりです。それがお互い相手の話を真剣に聞き、自分の意見も本気でぶつけ合う。本当に出会って数日の仲なのかと。その瞬間、日本にいる付き合いの長い友も私にとって大事な人であるのは変わりないけれど、ここにいる人達も、普段の人には見せられない自分をさらけ出せるかけがえのない人達なんだと感じました。人と深く知り合うということが、時間に依るものではないということは私にとって少なからず衝撃でした。

といっても、やはりイバンの人達との交流も忘れてはならないこのワークキャンプの醍醐味です。ところで「言語や文化が違っても通じ合える」というのはよく耳にする言葉です。実際、私も今まで何度かの海外経験でそれに近いものを体験していました。しかし今回のワークキャンプで、私の体験はその有名な言葉とは似て非なるものであったと気づかされました。

 

私が今までその体験をしたと感じていたのは、私が拙い英語をジェスチャーを交えながら必死に話していると、なんとか相手が理解してくれたような時だったのですが、それではその後に残る私の思いとしては異文化交流ができた達成感2:英語もっとうまくならなという焦りでした。「言語や文化が違っても、、、、いや、オレむこうにすり寄ろうとしてるだけやん。」「これが異文化交流なのか?」その疑問が今回のワークキャンプで氷解したのでした。

私たちの同期のワークキャンパーに、やすおというお調子者でありながらイバンの人も含め、みなから好かれる逗子出身のナイスガイがいました。あるとき彼がイバンの人と絡んでいるのを見かけたのですが、驚いたことに、彼は終始日本語しか話していませんでした。相手はもちろんイバン語もしくは英語でした。彼のその方法、そしてコミュニケーションが成立していることに私は自分の今までの常識が崩れ去る思いでした。それと同時に、これぞ言語も文化も越えて通じ合ってるではないかと内心震えました。

 

私は今まで海外の方とコミュニケーションをとるにおいて、言語のことばかり気にしていました。そのせいでいざ会話をしたときに、うまく自分の言いたい表現が見つからず、「うーん…」とか「あー…」とか言って会話はとぎれ、微妙な空気になることが多々ありました。それよりも、大事なのはお互いが気持ち良く言いたいこと言えてることなのかなと。実際、日本語のままでもそのままハツラツと言ってる方が表情もイキイキしていて伝わる情報量も多いのかな、、、、いや、そういった理屈っぽいことなしに、やすおのただただ自然体で向き合えている姿勢には私ははっとさせられました。それからは私はパッと英語が出てきたときには英語で言うし、わからなくても日本語で高いテンションで会話を続けていたら、自然とお互い笑みの多い会話ができていて気持ちが暖かくなりました。

 

 

 

今回のワークキャンプを終えて、第二の故郷というものが初めて自分の中にできました。第二の故郷というのも、普段なら恥ずかしくて言えないですね。夜の討論もしかり、これぞ中澤マジックですね。中澤夫妻だけでなく、すべての人に感謝です。また正月にでも遊びにいきたいです。

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